ファッション

CANADA GOOSE カナダグース~ダウンの種類を調べてみた

投稿日:2017-11-25 更新日:

先日購入した

カナダグースのダウンジャケットの一つ

CANADA GOOSE カナダグースが日本初の旗艦店を東京・千駄ヶ谷にオープンしたので行ってみた

・BROOKVALE JACKET

(ブルックベール ジャケット)

暖かいですね

カナダグースのダウンだもんね

カナダグース?

何?グース?

ダウンジャケットって高級なヤーツから

安いヤーツまで

金額にすると

5,000円くらいのヤーツから

20万円以上するヤーツまで

いろんな種類が発売されていますよね

一体何が違うの?

そんなに変わってきます?

って思うじゃないですか

調べます!

まず最初にカナダグースの

品質ラベルから見てみましょう

この表示の中で

中身のダウンの部分にあたるのが

赤枠の中です

FILL:HUTTERITE WHITE DUCK DOWN

90%DOWN 10%FEATHER

HUTTERITE農場 (ハテライト農場)

ホワイトダックダウン

90%ダウン 10%フェザー

って書いて有ります

んっ!?

ダックダウン?

カナダグースなのにっ?

一旦置いといて

調べた事を簡単にまとめてみました

ダウン(羽毛)とは?

水鳥の胸に生えている羽毛で

羽軸が無くタンポポの様な形で

ケサランパサランみたいな

フワッフワッしています

陸鳥には無く

1羽から10g~20gしか取れないらしいです

特徴は保温力の高さ!

重なり合う羽根の隙間に空気の層が出来

外側の冷気を遮断します

羽枝が2本以上のものをダウンと呼びますが

特に羽枝が多く産毛が残っていて

丸い物をダウンボールと呼ばれます

ダウンボールが大きい方が

高級になります

フェザーは羽根です

ラージフェザーと

スモールフェザーが有ります

通気性と弾力性が有り

中綿として使用した製品の

型崩れを防ぐ役割をしています

ダウンフェザーとなり

ダウンの割合が多い製品が高級になります

グースとダックの違い

水鳥の種類によってもダウンは違います

グースガチョウ

ダックアヒル

ガチョウとアヒルの違いは・・・↓

xn--n8j9do164a.net

ダウンは食肉の副産物

グースはフォアグラなど

ダックは食用などです

なのでグースダウンは比較的

十分に成長してから採取されます

一方ダックは比較的若くして

食用にされてしまいますので

小さいダウンが

採取される事になります

鳥が成長すればするほど

大きなダウンボールが採取できるんです

他にもマザーグースマザーダックと言う

主に卵を産ませる為の水鳥もいます

飼育期間が長いので良質で大きなダウンが

採取できるという訳ですね

ダウンの採取が目的で

飼育されている水鳥もいます

 

ダウンの産地

現在日本では

ほとんど羽毛の生産をしていません

羽毛の90%はアジア産で

ハンガリー産は5~6%

ポーランド産は1~2%だそうです

各産地について調べてみました

ポーランド、ハンガリー産ダウン

ヨーロッパの極寒の地になります

寒さに対応した高品質なダウンの採取できる

水鳥が飼育されています

国家政策でも高品質な

ダウンの研究開発も積極的に行われています

アイダーダックの次に

最高品質のダウンになります

フランス産ダウン

寒暖差の厳しい条件の中で

長期に渡り飼育されている水鳥の羽毛は

大きく成長していて

優れた温かさがあります

恵まれた、環境と伝統のある飼育法で

独特の高品質なダウンが世界的に人気です

カナダ産ダウン

カナダも北極圏内にあり非常に寒い地域です

自然に近い環境で飼育が行われているので

良質なダウンが採取できます

アジア産ダウン

アジア産のダウンは

もっとも流通量が多いです

中国とダックで思いつくのが

北京ダックですね

食肉用に短期間で大きく成長させます

品質としては未成熟の鳥が多いです

未成熟ダックダウンは鳥特有の臭いが有り

品質も劣るとされていますが

標高の高い地域では

良質なダウンが

採取できるともいわれています

そして、ダウンの最高峰とされるのが

アイダーダウンです

アイスランドを中心とした北極圏に生息する

野生のカモです

極寒の地で寒さから身を守る為に

ダウンは非常に高い保温力があります

しかもアイダーは保護鳥なので

直接捕まえて

ダウンを採取する事はできません

アイダー自らの羽毛を使って作った巣から

手作業で採取するしかありません

なので、必然的に超高級になります

いや~ダウン一つとっても

奥が深いですね~

そう言えば冒頭でカナダグースの品質タグに

HUTTERITE農場 (ハテライト農場)

と有りましたね

ハテライトとは500年も前の中世に

ドイツから移住してきた宗教的教義の元で

集団生活を今も続けながら

自然を愛し自然と共存している人々の

生活コミュニティーです

コロニーと呼ばれる農場では

グースやダックを家族同然の愛情をもって

飼育し自然の恵みを一切無駄にしない

自給自足の生活を子供のころから

勉強し育っていきます

コロニーはカナダ全土で300以上点在し

西海岸、アルパータ

サスカチュワン、マニトパに

多く見られます

ほへ~

結構良さげなダウンって事ですかね?

羽毛の精製

今まではダウンの種類について

書いてきましたが

他にも大事な事があります

それは精製です

採取しただけでは

ゴミや油脂、土砂などが

付着し野生特有の臭いもついています

そこで念入りに

除塵⇒洗浄⇒脱臭⇒乾燥⇒冷却⇒選別⇒検査

などの工程を繰り返し行い

臭いもない、綺麗なダウンに仕上がるんです

この工程をちゃんとしないと

いくら最高級のダウンを使用していても

十分に殺菌などがされない為

臭いの元になったり

十分な性能が出ない事もあります

高級ブランドは精製にも

力を入れているんですね

Amazonで安価な

羽毛布団のレビューを見てみると

「臭くて使い物にならない」

「全然温かくない」などの

レビューがあります

↓ダウンの精製が分かりやすいHP

https://www.toyoumo.co.jp/HARUO-DOWN/

フィルパワー(FP)とは

フィルパワーとは

羽毛1オンス(28.4g)当たりの

膨らみの度合いを

立法インチ(2.54cm立法)で示します

つまり「ふんわり感」を表す単位で

700FPなどと表示され

数字が大きくなるほど膨らむので

少ないダウンの量で暖かく

軽量なダウンジャケットができます

高級なダウンはフィルパワー値が

大きい物が多いですが

必ずしもフィルパワーと価格は

比例するわけではないみたいです

で?カナダグースってどうなの?

フィルパワーは

625~800で商品によって違います

中身のダウンは結構普通・・・

ですがめちゃくちゃ暖かいです!

アウターシェルと言われる

外側の作りが頑丈で風を通しませんし

防水にもなっています

一概にダウンのランクが下だから温かくない

と言う訳ではないみたいですが・・・

高級ダウンで名が通っているので

もうワンランク上のダウンを

入れて欲しいかなとも思います

(カナダグースなのでひとまずグースダウン)

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